不動産の教科書

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不動産業者による住宅ローン詐欺、買取資金の融資詐欺

 

不動産業者って、銀行や保証会社を欺く行為を平気で行いますよね~。

 

 

こういうニュースがyahoo!ニュースのトピックにあがってきても、他人ごととは思えません。

 

 

知り合いの不動産業者か!?って、たまに思ってしまうことがあります。

 

住宅ローン「フラット35」の融資を受けるため所得証明書を偽造し、銀行から約2900万円をだまし取ったとして、大阪府警捜査2課などは25日、詐欺と有印公文書偽造・同行使の疑いで...

年収水増し住宅ローン150件…所得証明書偽造の疑い、不動産業者ら逮捕 大阪府警 - 産経WEST

所得証明書の偽造までするのはやりすぎ。さすがに無収入の方を年収500万円という形で申し込むのは・・・ばれるでしょ。 いずれ、ローンの返済ができなくなってしまうのは明らかです。

 

こういう金融機関をあざむく行為をする不動産業者多いですからね。

 

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特に中小の不動産会社。

買主が自己資金全くないのに、自己資金があるように見せかける手段は昔からとられてますよね。

 

 

知り合いの不動産業者では、不動産の買取資金を金融機関から融資してもらうときに、必ず数百万円金額を乗せて融資してもらってますからね。

買取資金の融資をしてもらう際には、売買契約書を修正して金融機関に提出してるようです。

 

買取資金の融資詐欺でしょう。

 

再販できたら問題ないし、詐欺じゃないじゃん・・・と当人は言っていますが、どうなんでしょうかね。

 

すごいなぁと思ったのが、その不動産業者が再建築不可物件を仕入れる時に、嘘の測量図や売買契約書を提出して、買取資金を融資してもらったようだ。

通常は再建築不可物件は、どこの金融機関も買取資金として融資してくれないからね。

 

 

また他に知ってる不動産業者では、債務を抱えている方に、マンションを購入したら現金をプレゼントするので借金が返せますよ、という営業手法で、不動産を購入してもらい本来の物件価格+借金分を上乗せして住宅ローンを組めるように、売買契約をしているようです。

 

実際には手付金などの授受はされていなく、住宅ローン詐欺になってしまいます。

 

住宅ローンを借り入れる為の用途は住宅取得資金であって、借金の返済として住宅ローン契約したら、立派な詐欺ですよ。

 

 

諸悪の根源は、債務者に対して、そのような提案を行っている不動業業者でしょうけれども、