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不動産の教科書

不動産全般やニュース、空き家・空き地の問題、不動産売買について取り上げていきます。

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今年最後の仕入れとなる予定だった物件は買取が失敗

不動産会社の事情

 

12月に仲介会社から物件の買取依頼がきてたんですよ。

 

その物件の地元の仲介会社からです。

 

 

どうやら、その物件をネット掲載をして一般で売り出しもしてたようですが、

ネット掲載したときには、反響はかなりあったそうです。

 

そうですね。周辺の物件に比べたら、かなり安かったので、反響は沢山あるだろうと理解できました。

 

ただ、売主の意向なのかわかりませんが、いったん売り止めにして

ボロボロの不動産ということでなので、業者に買い取ってもらうことにしたそうです。

 

 

築年数も古いし、瑕疵担保免責の特約付きで売ればよいのに。業者買取りだと、相場より安くなってしまいますからね。

 

 

これが、売主の判断なのか仲介会社の判断なのかはわかりませんが。おそらく、仲介会社の判断でしょう。

売主の機会損失が発生です

 

僕が勤めている会社からしたら、物件の仕入れができるのであれば、そこら辺の事情は気にしません。

 

 

内見日当日も、『他の不動産会社数社に買取査定の依頼をしている』と仲介会社の担当者は言っていましたね。

 

その物件は

山手線最寄りの駅から徒歩10分、23区の一戸建てです。

リフォームして再販するには悪くない物件ということで、その日のうちに査定金額を出しましたよ。

 

"おそらく、他の不動産会社の数字には負けないだろう" という金額ははじき出しました。

 

 

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ただ、1点気になったのが、先方の仲介会社からの注文でした

『できれば専任返しをしてほしい。この物件は、私が担当でなく、上司の担当物件なんです。会社の意向もあって、専任返しをしてくれる業者を優先したい』

 

専任返しとは、仲介会社が建築業者や不動産業者へ土地(不動産)を仲介した際に、仲介会社に対して、建物の新築やリフォームをして販売できるようになったら、3か月間は専任媒介契約をするという、仲介会社と建築業者・不動産業者の取り決め

 

専任返しは断ってしまいましたが、『金額は一番高く出す』ということで仲介会社にお返事。

 

翌日には、仲介会社から『御社が一番高い買取金額だったので、売主様の承諾をとってまた連絡します。』

 

良かった良かった。

その話が12月中旬です。

 

 

そしたら、昨日になって、仲介会社からの連絡がありました。

 

『上司が他の不動産会社に話を振ると決めてしまいました。申し訳ございません。』

 

私『えぇ? 何故ですか? 金額は当社が一番高いでしょう?』

 

『上司が付き合いのある不動産会社でして。どうやら、その不動産会社も在庫不足で困ってるそうです。金額は御社が一番高いんですけどねぇ。』

 

私『わかりました。また案件あったらお願いします。』(ここで仲介会社を説得できないだろうし、話をひっくり返すのも無理だろう。もしや専任返しかな。)

 

ガチャ

 

 

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というような感じで、

今年最後の物件の仕入れは失敗になってしまいました

 

でも、これで一番損をするのは個人の売り主さんですよね。

当社よりどれぐらい低い金額でその不動産会社が買うのかはわからないですけどね。