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不動産の教科書

不動産全般やニュース、空き家・空き地の問題、不動産売買について取り上げていきます。

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タダでも無料でも、不動産を引き取らない不動産屋の理由・・・【買取不可】

 

僕が勤めている不動産会社にも、お金はいらないから不動産を引き取ってほしいという相談が増えています。

 

おそらく、他の不動産会社でも、そのような相談があったりするんじゃないでしょうか。

 

 

何故、所有者は、不動産を売るのでなく、無料で引き取ってほしいか?

 

答えは簡単です。

 

売れないからです。

 

下記のような不動産が多いですね。

 

  1. 築年数が古いリゾートマンション
  2. 市街化調整区域の土地建物で、建物はボロボロ
  3. 田舎の土地、市街地から遠い土地
  4. 他県の再建築不可の土地

 

すべて、他県の不動産です。

私が勤めている会社に、相談が多い県の不動産は、静岡県や栃木県、千葉県あたりが多いですね~

あとは神奈川のリゾートマンションもたまーにあったりします。

築年数が古いリゾートマンションは、維持管理費も高く、固定資産税も高いのに、50万円から100万円で売り出されてる物件がけっこうあるんですよ。

 

無料で引き取ったからって、転売目的であれば、損をする可能性があるのです。 無料で引き取ったとしてもですよ!

 

だって、不動産取得税や登録免許税、所有権移転費用がかかりますからね。

年間の固定資産税・都市計画税は8万円位でしょうか。

 

築年数30年ぐらいのリゾートマンションで、建物の固定資産税評価額が500万円位だとしたら、不動産取得税15万、登録免許税10万、司法書士報酬5万から10万

計30万円から40万円は少なくとも、税金や費用がかかってくるのです。

 

50万円で売れたとしても、差し引きの利益は10万円から20万円。売るまでに1年かかってしまった場合には、固定資産税8万円を考慮すると、ほとんど利益はなくなってしまいますね。

 

それに売る為の、広告代や人件費、交通費などを考慮すると・・・大赤字となります(笑)

 

不動産屋でも、市場価格で100万円から200万円以下の不動産は引き取らないでしょう。

 

また、

2番から4番の市街化調整区域の土地、

他県の土地、

市街地から遠い土地、

他県の再建築不可の土地で、

 

上物がボロボロの場合には、無料で引き取ったとしても、転売が難しいです。

 

上物がボロボロの場合には、建て替えやリフォームをしないといけないですからね。

 

売買がまったくされていなく、土地代が殆ど無いようなエリアだと、建て替えやリフォームの再販計画はたてることができません。

売れる見込みが全く予測がたてられない、反響やお問い合わせがあるのかわからないエリアの古家付き土地を引き取るわけにもいかないですからね。

建て替え、解体費用やリフォーム費用をかけて再販するのは、売れる見込みが予測できるエリアに限られます。

 

不動産屋は、タダでも不動産を引き取らないのです。

 

土地建物を簡単に処分できない時代ですからね。

 

3大都市圏と政令市を除く県庁所在都市の人口は、1970年から2010年の40年間で約2割増えた。ところが2040年までに2割減り、1970年と同じ水準にまで落ち込むと予想されている

リスクを抱える前に……「空き家対策」4つの選択肢

 

地方の空き家は今後、10年、20年でどんどん増えていくでしょうね。

 

空き家対策として、取得者の税金優遇をしていくなんて、地方や田舎の空き家に関しては、ヌカに釘で、売買も活発にならないと思いますが。

 

全国の空き家の数は820万戸。

地方の空き家空き地、田舎の土地は賃貸需要がない、人口減だもの。