不動産の教科書

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気になる物件が「再建築不可物件」だったら?

Athomeやyahoo!不動産、SUUMOなどで破格の値段を見つけたけれども、備考欄に「再建築不可」と記載があった....

 

格安物件あるあるですね。

 

格安物件の多くは、借地権や再建築不可物件、連棟式の物件です。

 

再建築不可物件は、連棟式や借地権などと同様に銀行融資が難しく、フルローンで購入する人はあまりいません。

多くの方は、現金買いか、ノンバンクで一部ローンを組んで購入されます。

 

 

通常は、買っちゃいけない不動産といわれるのが再建築不可物件です。

建て替え出来ない為、リフォームで物件を維持するしかありません。隣地を買えば、接道要件を満たせることもありますが...

 

ただ、1000万円以下いや、500万円以下で売りに出されることもある再建築不可物件。

現況のままで貸すことができれば、利回り20%から30%確保できることもあります。

私が以前、再建築不可物件を紹介したお客様でも、利回りが30%という嬉しい報告をもらったことがあります。

 

お買い得物件は、再建築不可物件の中から探しやすいのです。何故なら、売主や仲介会社が、価値がない物件として値段をつけることがあるからです。

 

駅からの徒歩時間・土地面積・延床面積・立地などの条件が良ければ、オンボロだとしても、お買い得物件であることがあります。

 

 

都心では再建築不可物件って割と人気です。かなり安い価格であれば、すぐに買い手がついちゃいます。

 

 

再建築不可物件を購入前に確認しておきたい点を2つあげるとしたら、通行掘削の問題が無いかどうか、建物の状態でしょうか。

 

私道の持ち分が無い物件や、間口が狭すぎる物件は、要注意です。

私道所有者とのトラブルの可能性も考えられます。

ネット上に売り出されてる再建築不可物件の多くは、築40年以上でオンボロの物件です。リフォーム代がどれぐらいかかるのか調べずに購入する方はいないと思います...

想定以上にリフォーム代がかかることもあるため、しっかりとリフォーム業者に見てもらっておくことです。

 

相場よりも安いから興味があるという人が多いのも事実ですが、買ってはいけない土地・家の価値が半減してしまう土地や死地といわれる理由があるのを忘れてはいけません。

引用元:再建築不可物件についてよく知ろう

 

 

やっぱり、価格ですね。

 

価格次第で購入して良いでしょう。

 

 

数年前になりますが、私が紹介した再建築不可物件を、数年後にそのお客様が売りに出されて2倍以上で売れたケースもあります。

都心の再建築不可物件でしたが、買い手はシェアハウスで活用するとのことでしたが。

まあ、こんなケースは稀でしょうけど(笑)