不動産の教科書

不動産全般やニュース、空き家・空き地の問題、不動産売買について取り上げていきます。

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実家を相続したけど、売れない?

もしも、実家が空き家になったら...

 

 

両親が亡くなり、実家を相続したけど、相続人の誰もが住む予定がずっとない

 

そんなときは賃貸物件として活用しないのであれば、さっさと売ってしまうのが1番です。

 

 

 

売って、不動産を現金にしなければ、相続人で分割することが出来ません。

 

売れたら、相続人で配分することになります。

 

それが一般的な相続不動産の分割方法でしょう。

 

 

 

早い段階で売却しておけば、相続トラブルが発生することもありません。

 

法定相続人が多ければ多い程に、長年空き家のまま放置しておくと大変なことになることもあります。

2次相続、3次相続が発生すれば、相続人や共有者も増えてきますし、権利関係もややこしくなってきます。

 

相続人同士で意見がまとまってるうちに売却しておいたほうが無難です。

 

 

相続手続きをめんどくさいからと、相続登記すらせずに実家を放置してしまってる方もいます。

今や全国の空き家は社会問題になっていて、このような家は多いのです。

 

やはり、長年放置されてしまうと、相続が発生するたびに共有者が増えてくるので、売却の時に余計面倒になってしまうかもしれません。

立地が良くて売れる家でも、相続人同士のいざこざが発生してしまい、裁判になってしまうケースもあるのです。

 

 

実家を売るとなったら、早めに動けばそれだけメリットがあり、トクをします。

 

 

メリット

・建物の築年数が経てば経つほど売れなくなるので、早い方が売れる

・固定資産税やメンテナンスの費用を払う必要がなくなる

・相続財産を譲渡した場合の取得費の特例をつかえる

 

 

実家を空き家にしてるぐらいだったら、不動産を売却して現金化して兄弟間で等しく分割したい。

そんなご相談は多いです。

 

残念なことに逆のようなケースも多いです。

空き家になった実家を相続してから、10年以上経って売却の相談になられるケースです。。

立地が悪ければ建物の状態も劣化しており売るに売れなくなってしまいます。

相続した親の家を片付けて売却するまでの12のポイント

 

 

  

  

しかし、1番問題なのは、売却の意向があったとしても、実家が売れないケースです。

 

 

 

田舎にあって、築年数が古い家

 

そんな家だと、買い手も中々つきません。

  

実家を相続したけど、売れない?

 

 

そういったとき、実家の処分方法を考えないといけません。

 

実家を所有してるだけでも、税金やメンテナンス費用は発生してしまいます。

 

自治体への寄付、近隣の買い手や引き取り手を探す、不動産業者に買い取ってもらう等が考えられます。