不動産の教科書

不動産全般やニュース、空き家・空き地の問題、不動産売買について取り上げていきます。

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不動産売買における所有権移転費用はいくらぐらい?【登記費用】

 

本日、仕事中にマンション販売の仕事をしてた時の元上司と久しぶりに電話をかけて話をしてましたよ~

 

その元上司は、今は売買仲介の会社に転職したみたいです。

 

 

元上司『今の会社は給料がよくないんだよ~。この前、転職したばっか。司法書士の先生からもらえるバックマージンや、売買契約の時に請求する事務手数料も、全部会社が9割もっていっちゃう。歩合制で半分はもらう約束だったのにさ~』

 

私『え? 仲介手数料以外にも事務手数料を請求してるんですか?』

 

元上司『ん? お客さんによるけど、請求してるよ~。だいたい、10万円から15万円位は請求するかな~。』

 

私『え? それって、お客さんから指摘されません? この事務手数料って何の費用なの?とかって。』

 

元上司『ん~うるさそうなお客さんには請求しないようにするけど、あまり指摘はされないよ~』

 

私『あ~そうなんですか。というか、司法書士の報酬にバックマージン乗っけてるって・・・すごいですね。』

 

元上司『そうかな~? 良かったら、今度紹介してあげるよ~~』

 

なんて、やり取りをしてました。

 

私がお付き合いしてる司法書士の先生は、すごい固くて真面目な方なんで、そのようなことは絶対にやらないでしょう。まあ、司法書士によるんだろうな。

 

不動産売買では、仲介会社によってはお客さんに仲介手数料とは別に、事務手数料(名目としてはローン斡旋手数料の場合もあり)を請求してる会社もあるんでしょうね。

住宅ローンを組む時に金融機関に支払うローン手数料とは違いますよ。

まあ、払う必要ないと思うし、請求されたら断っていいと思うんですけどね。

 

 

本題の不動産売買における所有権移転費用はどれぐらいが相場か・・・

 

一般的な中古マンションや戸建てを購入した時には、現金一括なのか、住宅ローンを組んで購入するかで、登記費用も変わってきますね。

住宅ローンを組んで購入する場合には、抵当権の設定登記もあるため、司法書士に払う報酬は増えます。

 

現金一括の場合には、5万円から10万円

住宅ローンを組んで購入する場合には、8万円から12万円位が相場じゃないでしょうか。

※登録免許税は別です。

 

 

あまりに司法書士の報酬(交通費や立会、日当込)が高すぎる場合には、インターネットで探して司法書士に依頼しても良いと思います。

 

ただ、基本的には売主もしくは不動産会社指定の司法書士を利用してください・・・と言われる場合も多いため、その場合には司法書士報酬を安くしてもらいましょう。

 

不動産業者が司法書士報酬にバックマージンを乗っけてる・・・そんな話は多くないと思いますが、あまりに高く不動産登記の報酬を請求してきたら、安くしてもらって当然です。

 

 

そういえば、今日、僕が勤めている会社が購入予定の不動産、、仲介会社から登記費用の見積もりがメールで送られてきたのですが・・・司法書士報酬が9万円だった。

いや、高くはないですよ。普通ですよ。

 

私『ちょっとー○○さん! 登記費用の見積書見ましたけど、高いです!!業者価格でお願いしますよ~!4万円以下でやってくれないんだったら、うちが付き合いのある司法書士にまかせていいですか?』

○○『あっそういえば、高いですよね!! すいません!確認して折り返します!』

10分後

 

○○『すいませーん。4万円で交通費込でやってくれるそうです!』

私『ありがとうございます!じゃあ、おねがいします!』

 

そんな、やり取りがあった。

だって、先日、4万円以下でやってくださいね~という話をしてたのに・・・送られてきた見積書が9万円超えてるんだもの。

 

僕個人が不動産を買う場合に、9万円の報酬だったら、文句は言わないでしょうけどね。