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不動産の教科書

不動産全般やニュース、空き家・空き地の問題、不動産売買について取り上げていきます。

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不動産会社の倒産、仲介業者は地道に生き残る

不動産会社の事情

 

僕の知り合いで不動産業として独立したものはどれぐらいいるだろうか。

 

不動産業で独立してから、まだ生き残っている知人は、4人ぐらいいるかな。

 

その内の3人は仲介業(賃貸仲介2人、売買仲介1人)なので、倒産するリスクは少ないだろう。

 仲介業であれば、毎月の支出はたかがしれている。人件費や家賃、広告代ぐらいだろうか。

従業員の数が少なければ、その分、会社の経営を圧迫する支出は少ないでしょうから。

 

仲介業で独立した経験者であれば、倒産する可能性は低い。

 

 

独立しやすい業種だから、未経験者や経験が浅い人も簡単に独立してしまう。そのような人はたいして儲からずに、会社を解散させる(閉じる)人は多いだろう。それでも、借金を抱えての倒産とは違うからね。

 

 

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デペロッパーや建売業者となると、仕入れた土地や不動産を抱えてしまうと、銀行の金利や人件費に圧迫されることがある。

 

せっかく仕入れた土地を開発したり、売ることが出来なければ、多額の借金を抱えるだけになってしまう。

 

アイエスは昭和50年設立で、マンション建設や大型の宅地開発などを行ってきた。バブル崩壊による不動産業界の低迷で、多額の不良資産が発生して資金繰りが悪化。約10年前から売り上げのない状態が続いており、債権者が今年6月に破産を申し立てた

広島の不動産開発アイエスが破産

 

でも、不動産業者として、仲介業でなく、土地の開発や自社のマンション販売なんて、憧れてしまうね。

僕が大学卒業して、はじめて就いた会社がデペロッパー(マンション販売)だったからかもしれない。いつかは自社ブランドの一戸建てやマンションを売りたいものだ。

 

ちなみに4人のうちの他1人が、マンションデペロッパーの会社をつくったのだ。

 

今では創業6年で従業員数30人から40人人ぐらい、会社の売り上げは数十億円、社長の年収も1億円ぐらいはあるだろうか。

 

どうしても、仲介による売り上げのみだと、1店舗で上げられる売り上げや利益は限られてきますよね。

だから、社長は、2店舗、3店舗と店舗拡大計画をたてていくんだろうけど。

でも、店舗拡大計画は、たいていの仲介会社はつまづいて失敗してしまいます。

競合が多すぎるんですもの。

 

仲介業は賃貸にしても売買にしても、簡単に独立できるため、競合会社がめちゃくちゃ多いんですよ。

まあ、仲介だからこそ、売り上げが悪くなってきても、従業員を解雇して縮小を簡単にはかることができる。だから、良くも悪くも簡単に倒産もできないんでしょうね。

 

 

ちなみに東京商工リサーチの全国倒産情報によると

2016年10月の不動産業者の倒産件数は31件だそうです。

 

 

従業員数5人未満の仲介業者は多く、しぶとく仲介業者は生き残っていくんじゃないでしょうか。