googleの検索アルゴリズムの変動が起きる【不動産業界に影響は・・・】
2月3日、googleウェブマスター向け公式ブログが更新されました。
数か月ぶりに公式ブログで検索エンジン最適化(seo)のアナウンスである
自社サイトのみで収益をあげている不動産業者はこのようなアップデートが起きるたびにドキマギしていることでしょう。
athomeやsuumo等の集客に頼ることなく、自社サイトのみで集客はかってる賃貸仲介の経営者は苦労が絶えないです。特に自社サイトが生命線である空中店舗の場合では、なおさら。
今週、ウェブサイトの品質の評価方法に改善を加えました。今回のアップデートにより、ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。
巷では、welqアップデートともいわれています。
welqやmeryに似ていたキュレーションサイトが今週に入ってgoogle検索で順位が下落しているからだ。
おそらく、googleはオリジナリティが少ないコンテンツを大量に生成しているキュレーションサイトやまとめサイトなどを狙い撃ちしているのだろう。
実際に、次のようなサイトで検索結果ランキングが一気に下がったという。
RETRIP、MARBLE、KAUMO、マーミー、MARCH、GIRLS Slism、curet、恋愛jp、Linomy、こいぴた、カラダノート、健康生活。
先にあげたキュレーションメディアの特徴を持つサイトが目立つ。
ここ10年以内に起業した不動産会社は、googleの検索結果を意識しているはずです。大手不動産会社も例外ではないけど。
なにせ、自社HPのgoogle検索順位が1位、2位にあれば、それがもたらす利益は非常に大きいものだから。これは不動産以外の業界でもそうだろう。
建築、解体、リフォーム、脱毛、エステ、飲食店、通販、アパレル...etc
どの業界でも自社HPの検索順位の向上を狙っている会社は沢山あるはず。
私の知り合いで不動産会社を創業した人はここ数年で4人いるが、全員創業してからseoや自社サイトについて勉強している。パソコンに疎い人でもだ。
seoという言葉を知らずとも、社長業をやっていればHPやseoの営業は沢山くるから、いずれ知るようにはなるんだ。
ただ、seoの間違った情報が氾濫してるから、正しい情報を得て正しい方向でサイト運営が出来ない人も多い。
特にseo(被リンク)の営業に騙されちゃう人が多い
1.長文の記事 2.大量の記事の生成 3.更新の頻度
最近では、この3つを守ればgoogleの検索結果では上位表示されやすいが、
オリジナリティが無いコンテンツばかりだと、今回の検索アルゴリズムの変動もあって順位が落とされやすくなるかもしれない。
しかし、被リンク重視となると、またアフィリエイトサイトが大量に出てくるだろう。
長文記事かつ大量の更新が重視される・・・キュレーションサイトが上位表示されやすい
独自性や、価値、魅力のあるサイトをつくるのは、賃貸や売買のサイトでは困難ですからね。特に仲介の売り上げがメインの会社では。
大量の物件情報を入力して、日々更新して、コンテンツを入れてる不動産会社のサイトが今のところ検索上位に表示されてるようです。
賃貸で独り勝ちしてるところでいえば、モダンスタンダード
物件名で検索すれば、かならずこの不動産会社のサイトがでてくる。
都心ではタワーマンションや高級マンション、シリーズマンションが多く、物件名で検索する人も多い。
売買だと、中小の不動産会社ではあまり目立ったサイトは無いんですよね。
アフィリエイトサイトが多く上位表示されている。特に売却や査定関連のキーワードであれば。
今回のwelqアップデートでは、あまり不動産売買や賃貸のキーワードに影響は無いですかね。
キュレーションサイトよりも、アフィリエイトサイト(ランキングサイト含め)がなくなったほうが影響が大きいでしょう。