使わなくなった空き家をDIY型賃貸で活用できる!?
DIY型の賃貸がちょっとした注目をあびてるようです。
リノベーション会社と工務店が共同企画して、空室が多く発生してる築古マンションをDIY型賃貸マンションとして募集している
大津市若草台の賃貸マンションに昨年8月、DIY型賃貸のモデルルームが完成した。住宅リノベーション会社の9(大阪市)とDIY工務店(徳島市)が昨年7~8月、一般公募の参加者とともに造り上げた。配管などの設備はプロに任せたが、畳の和室やキッチンがあった室内は、手作りの床板を並べたフローリングの部屋やカウンターキッチンなど、おしゃれな空間に一変した。
一部のUR物件では、入居者がクロス・床材の張り替え・設備の交換をしても問題ないようだ。
独立行政法人都市再生機構(UR)は京都府八幡市北西部の男山団地で、賃貸住宅の一部について自由に内装を改修できるようにした。これまで課していた改修制限を緩める。入居者を募集している。
柱などの基本構造を維持すれば、新規居住者は建具を外したり、床や壁を付け替えたりすることができる。
国土交通省のホームページを確認してみると、DIY型賃貸借に関する契約書式やガイドブックも公開されていました。
"個人所有の住宅につき賃貸住宅としての流通を促進する"、すなわち空き家空き地問題を解消していきたいという目的が国土交通省にあるのでしょう。
DIY型賃貸とは
貸主が修繕を行わず現状有姿で賃貸し(賃料を相場より安く設定)、借主が自費で改修を行う借主負担DIY型賃貸借のことである
私のお客さんでもいらっしゃったなぁ~、その方は使わない空き家を大工仕事してる方に月2万円で貸そうかどうか迷っておられた。ボロボロの現況のままで貸す、そしてリフォームを自由にして使って良いという条件で。
結局、たいした家賃収入にもならないと判断して空き家を売却をされましたが。
東京23区でこのDIY型賃貸は流行っていくのかなぁ
問題点があるとすれば、安い賃料で賃借人をつけてしまば、今後その物件を売るに売れなくなってしまいますよね。
もともと売るに売れない田舎の物件だったら、相場より安い賃料で賃貸物件にしても良いのだろう。ただ、借主が自由にDIY出来るとはいえ、そもそも田舎にあるボロボロの賃貸物件に需要があるのかどうか。
タダ同然の賃料だったら、借り手がつくかもしれないけど。
私個人の意見としては、賃料がめちゃめちゃ安くなければ、わざわざDIY型賃貸物件を借りたいとは思わないかなぁ...
DIYの醍醐味って
大工や工務店に頼まずに材料費だけで自分が所有している家を綺麗にできるってことだからね
仕上がりはプロに比べると劣るが、材料費だけで床や天井の張り替えが出来てしまう。また、DIYがプロ級に上達すると、ある程度まで家の点検や補修も出来るようになる。それが家の価値向上にもつながる。
しかし、他人物である家の補修や交換をすることにDIYの醍醐味があるのだろうか。他人の家の価値を向上してるにすぎないし。
賃料がめちゃめちゃ安ければ良いだろうし、単純にDIYが好きな人は合致してるでしょうね。
東京23区内では個人間のDIY型賃貸は流行らないと思うけど、
一部のサブリースの事業者が借主として、このようなDIY型賃貸借契約を結ぶことは多くなってくるでしょう
シェアハウスや民泊等が流行っていますからね。