不動産の教科書

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500万円以下の格安戸建て、素人が手を出すのは危険?

東京23区にある500万円から1000万円の中古戸建て...?

 

だいたいが再建築不可、借地権、または狭小地だろう。

 

 

最近、こいういうような記事が定期的にあげられているけれども、簡単なようでいて、簡単じゃないんですよね~。

 

個人投資家に人気上昇中の不動産投資。なかでも比較的低予算ではじめられると中古格安戸建て投資が話題を集めている。

500万円以下! 中古格安戸建てを活用した不動産投資4つのコツ

 

沢山の中古物件を仕入れている不動産業者、または投資家ならば、選別眼のレベルが上がっているため、格安の物件を購入してもリスク少なく勝負できるんでしょうが。

 

下手に素人が手を出すと、大やけどをやってしまうのが、格安の一戸建て物件。

 たいがいは再建築不可、何かしらの瑕疵や難がある不動産、隣地トラブルをかかえている物件なわけだから。

 

格安物件をもし購入するならば、リフォームが問題なくできて、予算内で購入できて、境界確定されている物件であれば、素人でも手を出しても良いかもしれない。

ただ、リフォーム業者の選定や見積もりがとれてないのに、、購入するととんでもないことになってしまうよ。中には、リフォームできない物件や、業者からリフォームを断られてしまう物件もあるのだから。

 

本当に中古の物件は購入後のトラブルが多いです。

 

この記事を書いた行政書士の方も、格安の中古戸建てを何戸も仕入れた経験はあるのだろうか。

500万円から1000万円以下の一戸建てを買うということは、、、それなりの覚悟が必要だったりする。

 

もしも、身内や友人が、、都内で500万円以下の一戸建てを買う! と意気込んでいるならば、、全力で反対するけどね。

そういう不動産を買ってよいのは、投資家や資産家、不動産業者であって、、安易に素人が手をだすべきではないと...!!

 

もちろん、渋谷区、新宿区、港区といった都心部や人気エリアで、、500万円以下の物件を買えるっていうんだったら、、反対どころか、すぐに契約してまえ!とプッシュするけど。

だいたい、500万円以下の物件って、江戸川区、足立区、墨田区板橋区あたりじゃなかろうか。さらにいえば、駅から10分以上あるような物件。

賃貸の需要もなかなか無いって

駅から10分以上歩く、築年が40年から50年以上経っている一戸建て、、入居者付も苦労しますよ。

ベテランの投資家や業者なら、、シェアハウスに改造したり、生活保護者向けにターゲティングしたり、うまくやるだろうけど。