戸建てを買取りしてもらうと、市場価格の7割?!
都内23区の一戸建ては売却しやすいですが、
他県や一部のエリアの一戸建てだと、売却が難しいかもしれません。
不動産は立地がすべてといっても過言ではなく、
駅から遠い物件、調整区域や非線引区域の物件となると売れないこともあります。
田舎の古家付き土地のオーナーは、解体費用や税金がもったいないので、そのままボロ屋敷になっても放置されてる方は増えています。
田舎の物件だから、売れに売れないのです。
それに築年数が30年を超えている古家付き土地であれば、建物に価値はなくなり、
買主は建物の解体費用も見積もっておかないといけません。
都内23区であれば、古家付き土地でも高額で売買されています。
基本的には都内23区の一戸建てを業者に買い取ってもらうと、損することになります。
一般個人への売却VS不動産業者の買取
不動産業者は買い取った物件を転売します。
不動産業者が買い取った際には、事業として買取を行っているため利益を出さなくてはいけません。また不動産業者が物件を買い取った際にも税金や諸費用などがかかります。
つまり、不動産業者が買い取るということは、利益や税金・諸費用等を差し引かれた金額になるということです。
高く売りたいのであれば、一般個人への売却をしなくてはいけません。
築年数が30年以上経った一戸建てでも、都内23区であれば十分に買い手はつくでしょう。適正な価格で販売すれば3ヶ月から6ヶ月で売れるはずです。
業者買取りは市場価格の7割!?
2000万円で一般個人に売却できるとした場合に、業者買取りだと1400万円から1600万円前後になります。
仲介業者に依頼してる場合には、さらに仲介手数料がかかることになります。
実質7割以下の金額で売ることになってしまうでしょう。
どこの買取業者に依頼するべきか
自分で買取業者を探すよりも、仲介会社に依頼をして探してもらうべきです。
物件によって特徴があるから、自分で買取業者を探すことは大変だからです。
敷地が大きな物件
狭小物件
未接道の物件
敷地が大きい物件はデペロッパーや建売業者のほうが高く買い取ってくれることがあります。
また接道基準を満たしていない物件や訳あり物件となると、買取業者も限られます。
一戸建ての買取再販の業者といえばカチタスやリプライスなどが話題となっています。
また、地元の不動産会社のほうが高く買い取ってくれる可能性もあります。
遠方の不動産会社に戸建ての査定依頼をしても買取金額は低いです。
遠方の不動産会社からしたら、会社から物件まで遠方であると、販売活動や広告活動に手間や時間がかかります。その分、金額が安くなってしまうことがあるのです。